2025年度の共通テスト英語リーディングを受験された皆さん、本当にお疲れ様でした!試験を終え、「今年のリーディングは難しかったのかな?」と感じている方も多いのではないでしょうか?
本記事では、2025年度の共通テスト英語リーディングの難易度や出題傾向を詳しく解説します。その上で昨年との比較や受験生の感想を交えながら振り返ります。
目次
2025年度共通テスト英語・リーディングの全体的な傾向
2025年度は昨年と比較して以下の特徴が見られました。
1. 大問数と設問数の変化
- 大問数:昨年より2つ増加し、全8大問の構成となりました。
- 設問数:6つ減少し、全37問となりました。
- マーク数:5つ減少し、全53マークとなりました。
大問が増えたことで、全体のボリュームが増加し、時間配分がより重要となりました。
2. 出題内容の多様化
出題内容は、身近な話題を扱った英文から、アカデミックなテーマを扱ったものまで多様な題材が取り上げられました。特に、第3問と第4問以外のすべての大問で、図、表、イラストが使用され複数の情報源から概要・要点を把握する力が求められました。
3. 英文の語数増加
英文の語数は全体的に増加しました。試験全体の総語数は昨年より増加し、約6,680語となりました。これにより、読解スピードと情報処理能力がより一層試される内容となりました。
昨年(2024年度)との違い
昨年と比較すると、以下の点で変化が見られました。
項目 | 2024年度 | 2025年度 | 比較 |
---|---|---|---|
大問数 | 6問 | 8問 | 増加 |
設問数 | 43問 | 37問 | 減少 |
マーク数 | 58マーク | 53マーク | 減少 |
総語数 | 約6,000語 | 約6,680語 | 増加 |
難易度 | やや難化 | 難化 | 難化 |
特に、大問数の増加と総語数の増加により、時間的な制約が強まったようです。これにより受験生にとっては難易度が上がったと感じられたようです。
受験生の声
試験後、SNS上では以下のような声が多く見られました。
これらの声からも、今年のリーディングセクションが受験生にとって挑戦的な内容であったことが伝わってきます。
具体例:注目すべき出題テーマ
「パンフレットの読み取り」
- 内容:魚を飼育するための水槽に関するパンフレットの読み取り。
- ポイント:具体的な情報を正確に把握し、また適切な選択肢を選ぶ力が求められました。
「Eメールのやり取り」
- 内容:会議の開催に向けたEメールのやり取り。
- ポイント:複数のメールから情報を統合し、さらに全体の流れを理解する力が試されました。
「複数の意見と資料の読み取り」
- 内容:宇宙開発の是非に関する意見文や資料の読み取り。
- ポイント:まずは異なる立場の意見を比較し、資料から根拠を見つけ出す能力が求められました。
2次試験に向けてのアドバイス
1. 読解スピードの向上
- 実践:日頃から多読を心がけ、速読の練習を行いましょう。特に、英語の記事やニュースを使った実践的な読解練習が効果的です。
- 注意点:ただ速く読むだけでなく、要点を素早くつかむ練習を心がけることが重要です。
2. 図表や資料の読み取りスキルの強化
- 実践:図表が含まれる英文を選びましょう。それらをもとにした設問に挑戦する習慣をつけましょう。
- 注意点:図や表から得られる情報を文章と組み合わせて考える練習が必要です。
3. 模擬試験での時間配分練習
- 実践:実際の試験形式に近い模試を使いましょう。それを用い時間内にすべての問題を解く訓練を積みましょう。
- 注意点:時間内にすべての問題を解き終えることを目標に、特に時間がかかる問題に対する効率的なアプローチを習得することが大切です。
4. ボキャブラリーの拡充
- 実践:日々の単語学習を欠かさず行い、特にリーディングに頻出する単語やフレーズを中心に覚えましょう。
- 注意点:単語の意味だけでなく、文中での使われ方を意識することで、文脈に強くなります。
5. メンタル面での準備
- 実践:試験本番を想定し、落ち着いて解答できるようシミュレーションを繰り返しましょう。
- 注意点:プレッシャーの中でも集中力を発揮できるよう、日頃から精神的な強さを養うことが求められます。
結論
2025年度のリーディングについては難化しているという感想をいただいている受験生が多い現状が見られました。今回の結果に囚われすぎず2次試験に向けた準備をしっかり行い、本番で最高のパフォーマンスを発揮できるように頑張りましょう!
他の科目の難易度・解答速報についてはこちらをご参照ください!
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